キンコン西野、炎上の極意を語る「アンチは手放しちゃダメ」

トークイベントに出演したキングコング・西野亮廣=千葉市内
トークイベントに出演したキングコング・西野亮廣=千葉市内
トークイベントに出演したキングコング・西野亮廣=千葉市内
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 お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(36)が20日、千葉市内で行われた、フリーアナウンサーの長谷川豊氏(41)とのトークイベントに出演。日常的に起こっているネット上での“炎上”について「世間は無視する」と極意を口にした。

 「デビューから炎上し続けてきた」と自虐気味に笑い飛ばした西野。さらに「僕らの活動っていうのは、自分のことを支持してくれる人しか計上されないじゃないですか。僕のことを嫌いな人は、何人いようが数字上、0でしかない」と持論を展開した。

 続けて「何か自分が情報を発信して、1対9で嫌われるヤツだったら、100人に発信すると90人に嫌われる。でも、90人に嫌われたくないからってボリュームを下げて、10人にしか発信しなかったら、自分のことを好きな人も1人に減ってしまう。これじゃ食えないじゃないですか」と話を展開。「好かれる比率が悪ければ悪いほど、声をでかくした方がいいんです。1000万人に発信したら、900万人は怒るけど、その人たちは自分の活動をする上では何のプラスにもならない、残り100万人がいいねっていってくれたら、100万人いれば活動できる。見なきゃいけないのは、自分の比率と分母ですね。比率が悪ければ悪いほど分母を増やさなきゃいけない。だから世間は無視なんです」とその真意を説明した。

 また、昨年10月に発売した絵本「えんとつ町のプペル」を1万部、自身が購入してその領収書を公開したやり方についても言及。あくまで予約が入った品を先に購入し、その後配送しただけだとし、「どっかの音楽事務所が、オリコンの順位を上げるために自社で買って、倉庫に置いておくのと同じだと思ってるんでしょうけど、勘違いされていい」と言い切った。

 その上で「ファンの方には、『アンチの声を、とにかくリツイートして欲しい』って言ってるんです」と驚きの作戦を公開。「理屈で言ったら、絶対こっちが勝ってるから、勘違いしている声をどんどんリツイートしてもらって、それがオセロのようにパッとひっくり返る瞬間が、一番インパクトが与えられる」とし、「アンチはいいっすよ。アンチは手放しちゃダメ!アンチがいなかったら広まらないっすよ」「『好感度低い』は手放さない。好感度が上がったら、誰も助けてくれないから」と“炎上上等”の姿勢を示した。

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