たけし 村田諒太の判定負けに「まさか」…「大阪だったら大変、火がついてる」
ビートたけしが20日、TBS系「新・情報7days ニュースキャスター」に出演し、有明コロシアムで行われたボクシング・WBA世界ミドル級王座決定戦でロンドン五輪男子ミドル級金メダリストで同級2位の村田諒太(31)=帝拳=が2-1の判定で、同級1位のアッサン・エンダム(33)=フランス=に敗れたことに「まさかね、判定負けとは思いませんよね」と首をひねった。
たけしは結果に疑問を呈し、「でも、プロの規定から見るとプロらしくない試合なんでしょうね。ガードにまわってワン、ツーというのと、攻撃性がないというのと。いろいろあるんですよ」と分析した。
安住紳一郎アナウンサーが「軽量級に見慣れている日本人からするとミドル級の打ち合いは…」と迫力があったと指摘すると、たけしも「すごいですね」と同意し、「ミドル級は世界で一番すごいクラスだから、村田選手にはいい勉強かも。アマチュアとプロの違いをもう一度考え直して。あれだけのパンチを持ってるんだから」と再挑戦を望んだ。
安住アナはまた、「残念ながら判定負けとなってしまいました。テレビの前の皆さんはほとんどがねえ…」と村田の勝利を確信したのではと述べると、たけしは「大阪だったら大変だよ。大阪だったら火がついてる。有明だからしょうがない。まわりが水だから水かけられて終わり」と言って笑わせるとともに、自身も村田も勝利を信じてアナウンスを待たずにトイレに行ったことを明かした。