RIKACO 実父がオノ・ヨーコと同じレビー小体型認知症と告白…幻視、歩行障害
タレント・RIKACO(51)が22日、読売テレビ・日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。実父がオノ・ヨーコと同じ「レビー小体型認知症(DLB)」であることを告白した。
番組後半で、幻覚型認知症とされる「レビー小体型」について特集した際、MCの宮根誠司から「RIKACOさんのお父さんもそうなんですってね…」と切り出され、「う~ん、そうなのよね」と明かした。
認知症のような症状があらわれたのは4年前。「アルツハイマーなんじゃないか、って思って、検査に行ったら、最初は『アルツハイマー』って言われた」という。「レビー小体型」と診断されるまで、2年かかった。
レビー小体型と分かる前には、父親が「そこに人がいる」と口にしたり、じゅうたんを指して「虫がいる」とじゅうたんをむしったりしていたという。それが典型的な症状(幻視)だと知らなかったRIKACOらは「誰もいないよ」「そんなじゅうたん、むしったって」と怒ったりしていたという。
「でも、今思えば、本人は苦しみがあって」と後悔。「(病名が)はっきり分かってないと、家族も対処できない」と振り返った。
2年前にレビー小体型と判明。「そこからは、坂道を転がり落ちるように容体が悪くなって」と症状を明かした。
番組で、歩行障害も症状の一つ、と説明されると、「歩行障害、あった。急に足に(症状が)きたの。ガクッてなって、立てなくなった」と振り返った。
【レビー小体型認知症】
脳の広い範囲にレビー小体という物質がたまり、神経伝達が害されるために起こる認知症。特徴的な症状に幻視や歩行障害がある。不器用になる、動きが遅くなるなどパーキンソン病のような症状を伴う。