大泉逸郎「孫」の作詞家・荒木良治さん死去、92歳…大泉「残念」

故郷の山形県西村山郡西川町に完成した「孫」の記念碑の樹立式での荒木良治さん(左)。右は大泉逸郎
孫を抱っこする荒木良治さん。山形県の自宅前で=1990年撮影
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 230万枚を超える大ヒットとなった大泉逸郎(75)の「孫」などを作詞した作詞家・荒木良治さんが老衰のため、23日午前9時25分、山形県西村山郡西川町内の養護老人ホームで亡くなったことが24日、分かった。92歳。山形県出身。レコード会社のテイチクエンタテインメントが同日、報道各社にFAXで発表した。テイチクによると、荒木さんは1カ月ほど前から体調を崩し、老人ホームに入所していたという。

 葬儀・告別式は25日午後1時半から、山形県寒河江市平野山2196-2、天国社セレモニーホールで。喪主は長男の荒木正行氏。

 荒木さんは「孫」がデビュー作で、これまで大泉のシングル9作品を作詞。2010年4月に発売された「いのち」が最後の作品となった。

 自身をNHK紅白歌合戦へと導いてくれた楽曲「孫」を生み出した盟友の死に、大泉は「付き合いの長い盟友の他界は残念です。もっと一緒に作品を作りたかった。ご冥福をお祈り申し上げます。ありがとうございました」と関係者を通じコメントした。

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