田中聖容疑者 ジャニーズきっての“悪童”と呼ばれ… 昨年のTVの検査では陰性も
人気アイドルグループ・KAT-TUNの元メンバーで、現在はロックバンドINKTのボーカルを務める田中聖容疑者(31)が、24日に大麻取締法違反容疑の現行犯で逮捕されていたことが25日、分かった。田中容疑者は東京・渋谷の路上で車を運転中、警察官から職務質問された際、運転席と助手席の間の床に少量の大麻片が発見された。田中容疑者は取り調べに対し容疑を否認しているという。
田中容疑者はジャニーズきっての“悪童”と呼ばれた個性派。
KAT-TUN在籍時からタトゥーを入れていた田中容疑者。事務所を退所し、ソロ活動を始めると、その面積は増えていき、一部で反社会勢力との交際まで報じられていた。近年、芸能界で薬物事件が頻発する中で、田中容疑者にも薬物使用のウワサが立っていた。
“疑惑”を打ち消すべく、昨年7月には、ロンドンブーツ1号2号・田村淳(43)がMCを務めるBSスカパー!のバラエティー番組「田村淳の地上波ではダメ!絶対!」の抜き打ちの薬物検査を受け、陰性という結果が出ていた。だが、大麻は使用から1週間程度で陽性反応が出なくなるとされており、ある程度の期間を置きながら恒常的に使用していた可能性も浮上している。
調べによると、田中容疑者の車内から発見されたのは、「バッズ」と呼ばれる、花の部分のみを集めた乾燥大麻。葉や茎が混ざったものに比べ、幻覚作用をもたらす化学物質が約4倍含まれ、中毒性が強いとされている。常習者が使うケースが多く、すでに内偵を受けていた可能性も指摘されている。
田中容疑者は逮捕される直前の24日夕にツイッターを更新。「newアルバム発売してます。正々堂々『square』で勝負します」などとつぶやいた。だが直後、「正々堂々」とはほど遠い行為による現行犯逮捕で、支えてきたファンを落胆させてしまった。