酒井藍が吉本新喜劇座長に就任へ 最年少&初の女性座長に「ドッキリちゃうかと」
吉本新喜劇の酒井藍(30)が、吉本新喜劇の座長に就任することを26日、大阪市内で発表した。現在の座長制度の形を取って以降、最年少座長となる。新喜劇の女座長は史上初。「楽しい新喜劇を作っていきたい」と意気込みを話した。
この日は就任を祝し、生國魂神社で祈願。その後、取材に応じた。今回、史上初の女座長となる。新喜劇の女性座員も涙を流して喜んでくれたといい、「『やった~』って喜んでくれたのが何より嬉しかったです」と笑顔を見せた。目指す座長像については「全員楽しくできるような新喜劇。お客さんもやっている側も楽しい新喜劇を作っていきたいとい思います」とした。「先輩方のアドバイスを受けながらしっかり頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
酒井が座長就任の話を伝えられたのは今月10日。なんばグランド花月のイベント後の打ち上げ終わりに伝えられたという。「ドッキリちゃうかと思いましたし、ずっとふわふわして」と当時の心境を明かした。
酒井は2007年「第3個目金の卵オーディション」合格後、吉本新喜劇入団。ぽっちゃりキャラで親しまれ「ブーブー。ブーブー。私、人間ですねん」などのギャグで人気を博している。
新座長就任公演はなんばグランド花月で7月26日から31日まで行われ、初日には酒井が口上を披露する予定。