酒井藍 吉本新喜劇最年少30歳&女性初の座長「ドッキリかと」

 吉本新喜劇の女優・酒井藍(30)が26日、大阪市内で会見し、座長に就任することを発表した。新喜劇の女性座長は史上初で、99年に現在の座長制度に移行して以来、最年少座長となる。7月26日から31日まで大阪・なんばグランド花月で行われる新座長就任公演をもって正式就任する。

 ぽっちゃりキャラで人気の藍ちゃんが入団10年目で座長となる。就任の話を伝えられたのは今月10日。ライブ後の打ち上げ終わりに突然、告げられたという。酒井は「ドッキリちゃうかと思いましたし、ずっとふわふわして」と振り返った。

 1959年に始まった新喜劇の前身「吉本ヴァラエティ」時代を含め、女性の座長はいなかった。初の快挙をベテラン女優・末成由美(70)や未知やすえ(53)らも喜んでくれたといい、「(浅香)あき恵姉さんは泣いてくれて。こんなにも自分のために泣いてくれる人がいるんだと泣けてきました」と重責をかみしめた。

 若さを武器に大役を務める酒井は「全員楽しくできるような新喜劇。お客さんも、やっている側も楽しい新喜劇を作っていきたいと思います」と宣言。「先輩方が築き上げてきた歴史をしっかり引き継げるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。なお、内場勝則(56)ら5人の現役座長は続投する。

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