兄弟コンビ「ミキ」 上岡龍太郎さんの甥だった…TVで明かす
兄弟お笑いコンビ「ミキ」が27日、読売テレビで放送された「特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル」に出演。伯父が2000年に芸能界を引退した関西演芸会の大物、上岡龍太郎(75)であることを明かした。
「ミキ」は弟・亜生(あせい、29歳)と兄・昴生(こうせい、31歳)で2012年4月に結成。昴生はその前に2年間だけ別のコンビを組んでいたが、うまくいかずに解散。弟から「兄弟でコンビを組もう」と提案され、兄弟コンビが誕生した。15年にテレビ朝日「M-1グランプリ2015」準々決勝進出を果たしたほか、16年2月には「第46回NHK上方漫才コンテスト」で優勝するなど、実力派コンビとして注目されている。
この日は司会の月亭八光から「ミキはおじさんがすごいんだって?」と聞かれ、「おじさんが上岡龍太郎さんです」(昴生)と告白。スタジオは驚きの声があがり、「母親のお兄ちゃんです」と明かした。
今田は「いまだに会うんか、おじちゃんに?」と質問。昴生は「小っちゃいころに数回しか会ったことないです」と話した。
子供のころ、祖母の家に行った時に「何か見たことあるわ、このおっちゃん」と思っていたといい、ある日、テレビで「探偵!ナイトスクープ」を見た時、局長を見て「この人や!この人、めっちゃ家来るわ!」と初めて、上岡だと分かったという。上岡は2000年に芸能界を引退するまで「ナイトスクープ」の初代局長を務めていた。
伯父と同じ世界に入った2人。デビュー後はまた一度も「(会ったことが)ないです」といい、漫才師としてデビューしたことも「報告していない」と明かした。
2人はこれまで、“上岡龍太郎の甥”ということは正式には公表せずに芸能活動を続けてきた。16年の上方漫才大賞優勝の際も、触れていない。