乳がん公表、麻倉未稀 サプライズ千羽鶴に涙 休養前最後の公の場
乳がんを公表した歌手の麻倉未稀(56)が28日、埼玉県飯能市で開催されたウォーキング大会にゲスト出演した。来月に手術を予定しており、休養前の最後の公の場。地元中学生から千羽鶴を贈られ、感極まって涙を流した。
医療番組の企画で4月に人間ドックを受け、ステージ2の乳がんと診断された。左乳房の全摘出手術となるが「ショックだけど、歌えればいいか、とそっちの方が強かった」とプロ魂をのぞかせた。乳房は生理食塩水などで再建していく。
この日は代表曲「ヒーロー」など5曲を熱唱。「元気になって、また戻ってきます」と力強く約束した。
手術後は1週間から10日の入院を経て、7月14日のライブで復帰する予定。退院後もホルモン治療が続く見込みという。