小林麻央が退院 海老蔵「おかえり」…前日会見で顎への転移も説明、在宅医療へ
がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が29日、退院し、都内の自宅に戻った。4月22日から再入院し、輸血や点滴などの治療を続けてきたが、今後は在宅医療に切り替えて治療を続けるという。夫の市川海老蔵(39)が同日夕にブログで明かし、続いて麻央もブログで「退院致しました」と報告した。海老蔵は28日の会見で、麻央のがんが顎(アゴ)にも転移したことを説明していた。
麻央は29日夕、ブログを更新し、花輪を頭に、乾杯用の人参ジュースを手にした写真をアップ。「退院致しました。皆様、たくさん祈って下さり、ありがとうございました」と退院を報告。「これからは在宅医療に切り替え、自宅で点滴など続けながら、在宅医療の先生、看護師さんそして何より 家族に支えてもらいながら生活していきます」と在宅医療に切り替えたことを明かした。
退院すれば、家族に負担をかけてしまう、と「不安」に思っていたというが、「やはり我が家は最高の場所です」と喜びをかみしめた。そして子供たちに「早く会いたい」とつづった。
麻央のブログ更新の1時間半前に、海老蔵は「今日実はまお」「帰ってきました 家に」と麻央の退院を報告。やわらかな日差しが差し込む自宅の窓際で撮影した自身の写真とともに「おかえり」とつづっていた。
海老蔵は28日の会見で、麻央について「ブログを見ていただいたら分かるように、顎(アゴ)のこととか…」と顎にもがんが転移したことに自ら触れ、「『私は頑張って生きる。そして必ず治るよう努力する』という心の強さ。これは我々家族が日々、学ばされています」と話していた。
麻央は昨年9月、ブログで、がんが肺や骨、リンパにも転移していることを明かしている。