パンサー向井、痴漢えん罪の恐怖語る 乗客証言で無罪証明も「パニック」
お笑いトリオ・パンサーの向井慧(31)が30日、TBS系「白熱ライブ ビビット」で、過去に痴漢に間違えられトラブルに巻き込まれた体験を明かした。
番組では相次ぐ痴漢トラブルと題し、これまで痴漢に間違えられたことから線路に降りて逃げるなどのトラブルが頻繁に起こっていることなどを取り上げ、痴漢えん罪保険というものも存在することを紹介した。
その痴漢えん罪の被害者として登場したのが向井。以前、浅草の劇場から渋谷の劇場に向かうため、相方の尾形貴弘と先輩芸人3人の計5人で地下鉄の座席に座って話していたという。
すると、向井の隣に座っていた女性がいきなり「お前、触ってんだよ!」と怒鳴ってきた。身に覚えのない向井は「服の裾とかが触ったのかなと思って『もし当たっていたらすみません』と謝って、また普通にしゃべる感じになった」と仲間との会話に戻ったという。
だが女性は「お前痴漢だろ!」と向井の前にやってきて「次の駅で降りろ、駅長室に行く」と言い放った。もちろん向井は「身に覚えがない」が、一人の先輩芸人が「これで駅長室に行ったら勾留される。行った時点でやっていようがやっていまいが勾留されて渋谷の仕事に行けなくなるぞ」と忠告。渋谷まで地下鉄は降りず「一緒に行くことはできません」と女性に説明し続けたという。
渋谷に着くと駅員がやってきたが、別の乗客が向井の無実を証言してくれたことから、大事には至らなかったという。向井は番組から「痴漢えん罪保険」というものがあることを聞き「絶対知っておいた方がいい。当時知っていたら絶対利用していた。それぐらいパニックになる」と訴えていた。