楽器教室運営270社 JASRAC提訴へ「使用料を支払う義務ない」
日本音楽著作権協会(JASRAC)が楽器教室から著作権使用料を徴収する方針を示している問題で、教室を運営する約270の会社・団体が30日、JASRACに対し、使用料を支払う義務がないことの確認を求め、東京地裁に集団提訴することに賛同した。原告は賛同した団体から募るという。
教室を運営する約350の会社・団体でつくる「音楽教育を守る会」事務局によると、提訴に賛同したのは河合楽器製作所や島村楽器、山野楽器など。7月ごろに提訴する予定。ヤマハ音楽振興会は今月16日、すでに提訴の意向を表明している。JASRAC広報部は「守る会から何の通知も連絡もなく、コメントのしようがない」としている。