森昌子、芸能界復帰は「生活のため」両親、3人の子供抱え「切実だった」
歌手の森昌子が31日、NHK「ごごナマ」に出演し、2006年に芸能界に復帰した理由について「生活のためです」と迷わず言い切った。
番組では森の3人娘時代の話や、結婚して引退した後の育児の話などで盛り上がったが、トーク後半では2006年の芸能界復帰についても触れた。
阿部渉アナウンサーから「復帰を決めた一番の理由は?」と聞かれた森は「生活のためです」とキッパリ。当時は実父が病気療養しており、実母、3人の子供を抱え「どうやって生きていけばよいか、切実だったんです」と振り返った。1年近く考えた末、子供達から「お母さんの歌聞いてみたい。お母さんどんな歌を歌うの?」と言われたことで「背中を押された」と決意したという。
子供達は森が歌手をしていたことは「小学校低学年までバレなかった」といい、普通のお母さんとして子供達に接していたというが、生活していくためにどうするべきかを悩みだし「本当は太陽のように、ひまわりのように『いってらっしゃい』って言ってあげないといけないのに、子供達にも辛い思いさせて、なおかつ私のことまで考えてくれている。申し訳なかった」と当時を振り返った。
結局「会社の方に相談したら、きちんと歌える自信があるなら戻ってこいと言われまして」と芸能界復帰を決意。「子供達の一言が大きかった」と、感謝していた。
森は歌手の森進一と離婚後、3人の子供を引き取り生活。長男はロックバンド「ONE OK ROCK」ボーカルのTaka、次男は会社員、三男もロックバンド「MY FIRST STORY」のボーカルHiroとして活躍している。