ＡＫＢ４８の「第９回選抜総選挙」速報順位で１位となったＮＧＴ４８・荻野由佳（１８）が１日、新潟県長岡市山古志地域で行われた、歌手・小林幸子（６３）が主催する「小林幸子田」の田植えに参加した。

　地元出身で、メンバー公認の“ＮＧＴの母”小林は、荻野が１７日の最終開票で“逃げ切りセンター”となった場合、「私の『メガ幸子』をあげる」と仰天予告。思わぬビッグな“ニンジン”に荻野は「取っちゃいます！メガ幸子」と跳び上がって大喜びした。

　「メガ幸子」は、小林が２００９年の紅白歌合戦で披露した巨大な豪華衣装で、昨年は台湾でも披露された。総製作費が数億円規模の“超お宝”だが、愛する故郷から“孝行娘”が誕生するならと、小林が覚悟を決めた。

　昨年の総選挙は９５位ながら、一夜にして時の人となった荻野。５月３１日の発表時は「何が何だかわからなかった」という。事態をのみ込めたのは２時間後で「多くの方が愛を投票してくれた。本当にうれしい」と感謝した。

　過去８回の総選挙で、速報１位メンバーは最終結果も全員２位以内。頂点が見えた荻野は「革命を起こしたい！幸子さんからもらったぞ！と（ファンに）自慢したい」と「メガ幸子」に乗った首位報告会を思い描いていた。