仲代達矢、ジャイアンツ愛を熱く語った「負けると食欲がなくなる」
世界的な名優の仲代達矢(84)が2日、NHK総合「ニュース シブ5時」に生出演し、プロ野球・巨人への愛を熱く語った。
「私は昔から野球が好きで、特にジャイアンツファンで、もうジャイアンツが負けると食欲がなくなるほど」と告白。「川上哲治さんぐらいですから」と、1958年に引退した打撃の神様・故川上哲治さんが現役時代からのG党であることを打ち明けた。
また、VTRでイチローTシャツ姿を披露。「イチロー選手の大ファンなんですよ。彼は天才だと言われていますけども、人以上に勉強するらしいですね。人以上に素振りして、人以上に投げて。私、ずーっと年下ですけど、憧れてんですよ」と説明した。
仲代は今月13日、東京ドームで開催される巨人対ソフトバンクで初めての始球式に臨むことになり現在、猛特訓中。「30代は(野球)チームを作って投げていたんです」という仲代だが今回、「50年ぶりぐらいに(ボールを)投げる」という。「投げたら届かないんですよね。(マウンドからキャッチャーまで)18メートルあるんですかね、実際。届くかどうか」とぼやいていた。
「すごいうれしかったですけどね。でも今、不安なんですよ。だってわれわれ芝居だと、1500人くらい劇場に入って、お客さんの前でやるわけでしょう。(野球場は)4万か5万くらい入ってるんでしょう?暴投投げたらね、恥ずかしいなって。最近夢に見るんですよ。ちゃんと、ストライクじゃなくていいから、ピッチャーマウンドからキャッチャーまで届くかどうか。目標です」と、ノーバンを目指していた。