橋爪功が一部活動自粛、さらなる影響も覚悟 息子・遼容疑者は送検
覚せい剤取締法違反の疑いで2日に逮捕された俳優・橋爪遼容疑者(30)の父で俳優の橋爪功(75)が仕事の一部を取りやめたことが4日、分かった。
都内の橋爪の自宅に所属事務所関係者が訪れ、今後の対応を協議。「延期」という形で予定していたテレビ番組への出演をキャンセルしたことを明かした。ドラマや映画など“本業”での降板などには至っていないが、「こういう形でお騒がせしているので、(使う側が)いやだということならそうするしかない」とさらなる影響も覚悟しているという。
この日、橋爪は仕事がオフで、自宅にいたが、集まった取材陣への対応はなし。関係者によると、自宅では普段と変わらず落ち着いた様子だったという。
警察からの連絡はなく、遼容疑者と面会もできていないため、詳しいことは分からないまま。関係者は「事実関係、状況が分かりましたら、会見するかコメントを出すか、何らかの対応をさせていただきます」と明言した。
橋爪容疑者はこの日、留置されていた警視庁築地署から送検された。午前8時35分、報道陣30人が待ち構える中、グレーの上下スエット姿の橋爪容疑者は、憔悴(しょうすい)した表情を浮かべながらもしっかりとした足取りで、護送車へと乗り込んだ。
また、テレビ朝日系ニュース番組などで、逮捕された埼玉県内の知人宅から、覚せい剤を吸うためと見られる吸引器具が見つかっていたと報じられた。