海老蔵、在宅看護の難しさ語る 点滴、酸素ボンベに「対応できないことも…」
歌舞伎俳優の市川海老蔵が6日、テレビ朝日系「グッド!モーニング」で、乳がん闘病中の妻・小林麻央の現状について「悟りの境地の雰囲気」であると語った。
現在、自宅で在宅治療を受けている麻央だが、やはり在宅治療は「大変ですよ」とコメント。在宅治療の良い面については「側にいるということじゃないですか?調子がいいときはしゃべれますし。たわいもないことを話できるのはいいこと」と語ったが、逆に大変な面については「対応ができないとき。何をどうしていいか分からないときですね。点滴もありますし、酸素ボンベもありますから」と、医療器具に対応できないときがあることも明かした。
もちろん医療スタッフからレクチャーは受けているといい「やる担当の人がやっていて、出来ない場合はちょっと手伝う」と、家族でも酸素ボンベや点滴などの医療器具を扱っているようだが「それを大きく超えたことも起こるじゃないですか。どうなっているか分からない事態がある。この前1回、ぼくがいないときにあったみたいで、その時、帰ったとき皆顔面蒼白だった」と、一度トラブルがあったことも明かした。
そんな現在の麻央の状態について、「ある意味、悟りの境地みたいな雰囲気」と、落ち着いていると説明。「自分を差し置いて麻耶ちゃん、お母さん、私の心配をする。普通はもし自分が病だったら人に当たりそうなもんでしょ?そういうのがない。悟りの境地です」と、自分よりも周りへの気遣いを欠かさないという。
海老蔵や麻央がブログで発信することで励まされる人も多いが「病気はいつ何時、己や身内に訪れるかわからないですから。ご意見、有り難いとおもってコツコツやります」と、ブログ読者やファンへ感謝していた。