麻耶、麻央から喝「お姉ちゃんが元気な姿見て私も元気に」 乳がんで仕事辞める決意も

妹の麻央の話に涙をこらえる小林麻耶=東京国際フォーラム(撮影・棚橋慶太) 
 
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 フリーアナウンサーの小林麻耶(37)が6日、東京国際フォーラムで行われた、献血の啓発イベント「LOVE in Action Meeting」に出演。妹でキャスターの小林麻央(34)の乳がんが発覚した際、仕事を辞めて看病しようとしたが、麻央に諭されて芸能活動を継続したことが明かされた。

 イベントのサプライズゲストとして登場した麻耶は、「妹ががんになって、私自身も体調を崩してしまって仕事を休むことになって、本当の意味で命の大切さを実感するようになった」と観客に語りかけた。

 すると、この日の司会者で、11年10月から麻耶とラジオで共演しているDJの山本シュウは、麻央のがんが発覚した際のことを公表。「仕事を続けていいのか迷ってて、妹さんに『ずっと一緒にいる』って言ったら、妹さんがカツを入れた。『何を言ってるの。お姉ちゃんが元気に番組やってる姿を見て、私も元気になるから』って。それでずっと隠し続けて仕事してたんです」と麻耶の頑張りを明かした。

 麻耶は「本当に…」と当時を思い出すように、時折目を閉じながらつぶやいた。結果として、昨年5月に生放送中に体調を崩して倒れてしまっただけに、麻耶は「皆さん、頑張りすぎは良くないです命を大切にすることが、何より周りを幸せにすることだと思うので」と切実に訴えた。

 麻耶はさらに、「妹は4月に輸血を受けて、命をつないでもらったんです。あの輸血がなければ、妹は今どうなっているかもわかりません」と、目を潤ませ報告。「献血してくださった方がいらっしゃったおかげで、妹は命をつなぐことができました。本当にありがとうございました」と語り、姉妹愛で会場を感動させていた。

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