橋爪功 逮捕の息子に「自らの責任で対処して欲しい」 俳優活動は継続の意向
俳優・橋爪功(75)が7日、所属事務所を通じて報道各社に直筆FAXを送り、息子の遼容疑者(30)の逮捕について謝罪。「本人も自らの責任で正しく対処していって欲しい」と親としての心境をつづった。橋爪自身は俳優活動を自粛せず、継続していく意向も明かした。
芸能人の子供、特に2世タレントが不祥事を起こした場合、日本の芸能界では、親が謝罪することが多い。この風潮について、ビートたけしは3日のテレビ番組で「30(歳)だよ。大の大人なんだから、親父に責任はない!」「悪いのはせがれで、バカなんだから」とコメント。さまざまな議論を呼んでいた。
橋爪は7日夕、マスコミ各社に「皆様へ」と題した直筆文を送付した。
「この度は息子遼の件で大変なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
今は突然のことで気持ちが追いついていません。正直、話すべき言葉が見つかりません。
本人も大人ですので、自らの責任で正しく対処していって欲しい、親としてはそれを願うばかりです。
私としては出来れば今後も俳優活動を続けていければと思っています。
橋爪功」
というもので、息子には自らの過ちを自分の責任で対処してほしい、との思いを記し、自身は活動を自粛しない意向を伝えた。
遼容疑者は今月2日、覚醒剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された。橋爪は2日夜、自宅を訪れた報道陣に対し、インターホン越しに「何をどう言っていいのか、何が起きているのか、よく分かってない」と困惑していた。