市川海老蔵、「良くなるという言葉は時には罪」 麻央さんの治療を勉強
歌舞伎俳優の市川海老蔵が8日、NHKの情報番組「あさイチ」に生出演し、妻で乳がん闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央の在宅治療の様子を明かした。
海老蔵は自宅に戻った麻央さんの治療について、「大変です。治療も僕が全部やらせてもらっているので。朝、4回、5回違うお医者さんと話したり、そういうことで、何かの時のいろんなことを学ばないといけない。酸素の変え方とか。家族一丸となって、お母様や(小林)麻耶さんや、みんなでやっている感じです」と説明。
自宅治療になったことで麻央さんとの会話や時間が増えたといい、「なるべくそばにいるということ。不安だと思うんですね。ですから自分が多少でも携わって医療に対して勉強させていただいて、方向性を明確にしていく。大丈夫だよ、きっと良くなるよという言葉って時には罪になるかなと。明確な現実を私も把握し、明確な現実を彼女と話し、こういう流れでここまでいこう、という話をさせてもらって、お互いに不安定なところを少しずつ解消できればいいなという会話を心がけています」と話した。
自らが治療について勉強していることについては、「任せておいて結果が素晴らしくよいならいいですけど。こればっかりは分からないです。ですから、自分も責任を負わなきゃいけないです」と妻を支え続ける思いを吐露していた。