京マチ子の近況を仲代達矢が明かす 「一緒に飲もうって…」
世界的な名優・仲代達矢(84)と黒澤明映画のスクリプターとして知られる野上照代さん(90)が8日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演し、往年の大女優・京マチ子(93)の近況を明らかにした。
京は近年、公の場に姿を現すことがなくなっているが、仲代は「お元気です。一緒に飲もうって約束してるでしょう」と、健在であることを明言。
また、仲代が80歳になった時に野上さんが送ったファクスが紹介されたが、その中で野上さんは「京マチ子さんは、90(!)才で青山の大通りを走って渡っていました」と書いている。
京は大映の専属女優として、日本映画の黄金時代に黒澤明監督の「羅生門」(1950年)、溝口健二監督の「雨月物語」(53年)など多くの歴史的名作に主演。ハリウッド映画「八月十五夜の茶屋」(56年)ではスーパースターの故マーロン・ブランドさんと共演した。
2015年末には大映の後輩女優・若尾文子(83)が、ここ数年は京、若尾、女優の奈良岡朋子(87)が正月、プロデューサーの石井ふく子氏(90)宅に招かれてお雑煮をごちそうになっていることを、舞台あいさつで明かしている。