小出恵介主演ドラマ NHKが放送中止…億単位の損害賠償も
NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」やドラマ「ROOKIES」などに出演した俳優の小出恵介(33)が、17歳の女子高校生との飲酒と淫行により、無期限活動停止処分となったことが8日、所属事務所のアミューズから発表された。
NHKは8日、10日に放送開始予定だった小出の主演連続ドラマ「神様からひと言~なにわお客様相談室物語~」を放送中止すると発表した。連ドラが出演者の事情で全編放送中止となるのは、「極めて異例」(NHK)という。
この日、都内で定例会見を開いた上田良一会長(68)は、今回の件に「視聴者のご期待に添えないことは大変残念」とコメント。ドラマはすでに完成しており、このままお蔵入りとなれば受信料の“無駄遣い”は避けられず、損害賠償について「今から検討することになる」とした。
また、出演を予定していた日本テレビ系連続ドラマ「愛してたって、秘密はある。」(7月16日スタート。日曜、後10・00)も降板が決定。そのほか、今後掲載予定だった雑誌も、多くが差し替えを予定している。今後、損害賠償請求は高額になると予想され、一部では「億単位」になるという声もある。