YOSHIKI 術後初会見で涙声 Toshlの言葉に…日本公演はドラムなしで開催
X JAPANが9日、リーダーのYOSHIKI(年齢非公表)が5月に首の緊急手術を受けたことで、開催を協議中だった7月に予定している世界ツアー日本公演を、YOSHIKIのドラム演奏なしのアコースティックライブとして実施することを発表した。ボーカル・Toshl(51)、ギター・PATA(51)、ベース・HEATH(49)が、都内で会見して報告。YOSHIKIも滞在中の米・ロサンゼルスから、国際電話で会見に参加した。
YOSHIKIはピアノでのライブ出演となり、日本公演は「WE ARE X Acoustic Special Miracle~奇跡の夜~6DAYS」と銘打たれる。電話越しのYOSHIKIの声は元気な様子で、「コンサートに向かうことが何よりのリハビリ。ドラムは今後どうなるか分からないですが、体を動かした方がいいと言われてます。ステージに立たせていただけるなら、ドラムでもピアノでも皆さんを感動させる自信はある」とキッパリ。昨年はPATAが大腸憩室炎などで体調不良だったこともあり、「何、この病人バンド?!」と自虐的に軽口も飛ばした。
激しいドラムプレイが原因で首を痛め、人工椎間置換手術を受けたが、体調については「電流何万ボルトが流れてるような痛みもありますが、リハビリでピアノを始めていて、歩くことはできます。骨と骨がくっついて、回復するには6カ月かかります」と説明。終盤には「Toshlには結構前から相談してましたが、前向いて頑張ろうと言ってくれて…生きる目標が見つかったなという感じです…」と感極まり、声を詰まらせた。
日本公演は、7月11、12日に大阪城ホール、同14~17日に横浜アリーナで開催。チケットは全公演、完売している。