歌舞伎俳優の市川海老蔵（３９）が９日、東京・渋谷の「Ｂｕｎｋａｍｕｒａシアターコクーン」で自主公演「ＡＢＫＡＩ２０１７　石川五右衛門～外伝」（２５日千秋楽）の初日公演を行った。公演前には稽古を公開し、初期の肺腺がんの手術を受け、６日に退院した歌舞伎俳優の中村獅童（４４）をお茶に誘ったことを明かした。

　所属事務所によると、獅童は５月３１日に手術を受け、６日に退院した。

　手術を終えたばかりの獅童に連絡を入れたという海老蔵は「だいぶいいみたいですよ」と安どの表情。「（獅童は）『大丈夫だよ』って言ってました。（公演の）中日くらいにお茶でもしようと言いました」と早速対面の場を用意したことを明かした。

　舞台は４回目となる海老蔵の自主公演。ジャニーズ事務所所属の俳優・中山優馬（２３）をはじめ、山田純大（４４）、前野朋哉（３１）ら歌舞伎俳優以外も出演している。