坂上忍とフィフィ“不祥事による公開中止”めぐりバトル
俳優の坂上忍が12日、フジテレビ系「バイキング」で、不祥事による公開中止を巡って、タレントのフィフィとバトルを繰り広げた。
未成年との飲酒ならびに不適切な関係があったことを認めて芸能活動を無期限停止とした小出恵介(33)に関連し、フィフィは9日のツイッターで「不祥事を起こしたらボカシ入れたり、放送や上映を中止する必要があるのかいつも考えてしまいます。作品には罪がないのに」とつぶやいた。さらに「普通に流したらクレームを入れる人がいるからって、彼らは被害を被るわけでもないし、差し替えや中止で本人じゃない人たちが多大な損害を負うことになる方がまずい状況だと思う」と、独自の考えを披露した。
この日もフィフィは「作品に罪はない。見たい人の権利も守られるべき。キャストやスタッフまで制裁を受けるべきではない」と持論を展開した。だが坂上は「制裁で中止になってるわけじゃない。僕も映画を作るけど、作品はスポンサーありき」と真っ向から反論した。さらに「上映して欲しい気持ちもあるけど、ケチがついて、当初の思いや情熱が戻らなくなっている。だから公開中止になるなら、プロデューサーも監督に次の作品を確実に作らせてあげて欲しい」と製作側の気持ちを代弁した。
また東国原英夫も「フィフィの意見は正論かもしれない。でも現実を見たら、クレームは半端ない」と語った。「製作会社や事務所も、クレームそのものにはそれほど卑屈にはなってない。でもそれが世間に広がる恐れはある。法的にも問題は無くても、倫理・道徳上、自粛は流れかな。もう一度言います、組織・団体のクレームは半端ない!私も経験しました」と自粛を容認した。