新木優子 初のホステス役で新境地 難役も関係者は太鼓判
女優の新木優子(23)が、映画「悪と仮面のルール」(2018年公開)でヒロインを演じ、初のホステス役に挑戦することが13日、分かった。
米「ウォール・ストリート・ジャーナル」の年間ベスト10に選出された、芥川賞作家・中村文則氏(39)の同名小説が原作。新木は、玉木宏(37)演じる主人公が殺人を犯し、顔と名を変えてでも見守り続ける相手の女性を演じ、“究極の愛”を描いている。
新木は今クールでは警官役を演じたフジ系「CRISIS」とテレビ東京系「100万円の女たち」に掛け持ち出演。7月クールでも医師を演じるフジ系「コード・ブルー」(月曜後9・00)が待機と、存在感のある美形のルックスと確かな演技力で、ドラマ業界から引っ張りだこだ。
映画では生活のためにホステスとして働く新境地のヒロインを演じる。実際のクラブで、現役ママから酒の作り方など、立ち居振る舞いの指導を受けた。セリフをゆっくり、まばたきなしで話すなど、主人公の揺るがぬ思いに説得力を持たせる難役を突き詰め「演じることで人に対する思いの強さ、大切さを実感できました」と振り返っている。
松橋真三プロデューサーは「すべての男性が守ってあげたくなる存在でなければなりません。プレッシャーも相当あったと思いますが、見事に演じてくださいました」と太鼓判。現場訪問した中村氏も「とても面白くなると肌で感じました」と熱演に手放しだった。