山寺宏一の神業ボイスに中川翔子ため息 映画ポケモン20作目で「一番難しかった」
俳優・声優の山寺宏一(55)が15日、都内で行われたアニメ映画「劇場版ポケットモンスター きみにきめた!」(7月15日公開、全国東宝系)の公開アフレコに臨んだ。劇場版ポケットモンスターは98年から毎年夏に公開され今年で20作目。そのすべてに出演している山寺は今回、幻のポケモン・マーシャドーを演じたが、その不思議な声色に古田新太、中川翔子ら共演者一同を驚かせた。
この日の公開アフレコで山寺が発したせりふは一つだけ、「マシャール!」という叫び声(鳴き声)だったが、その音は声帯から出ているとは思えないエフェクターを通したかのような響きだった。中川は「うわぁ」と感嘆のため息を漏らし、古田は「(1つの声で)3つ4つ音が出てるよね」とうなる。劇場版のポケモン20作すべてで監督を務めている湯山邦彦監督も「聞いたことのない声でした」と絶賛していた。
音響監督からは「気道を使って出している感じ」という無理難題とも言えるリクエストも出ていたという。“七色の声を持つ”と称される山寺をして「今まで使ったことのない声でした」と言わしめる、新たな引き出しだった。アフレコ中には「やる度に違う(音が出てしまう)」と苦笑いしていたが、「たまたま出た声が、それいいね、となった。(出すには)チューニングしないと、一発では(難しい)。だから、今日、一番緊張していたんです。加工していると思われるから、ちゃんと出してよとスタッフの皆さんに言われたんですけど」と大役を終えて、ひと安心といった様子だった。
正統派ヒーローから悪役、果ては「それいけ!アンパンマン」に登場する「めいけんチーズ」のように人間の言葉を話さない犬の役も、自分の色を出した上で演じ切る山寺でも、今回は過去の劇場版ポケモンの中でも「一番セリフは少なかったけど、一番難しかったかな」と振り返る難役だったようだ。
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