野際さん事務所「そんなこと言ってる場合じゃない!」落胆振りを前田忠明明かす
芸能リポーターの前田忠明が16日、フジテレビ系「とくダネ!」で、13日に肺腺がんで亡くなった女優の野際陽子さんについて、亡くなった直後に事務所に電話をしていたことを明かし、出演中のテレビ朝日系ドラマ「やすらぎの郷」のことを聞いた際「そんなこと言ってる場合じゃなくなったのよ!」と事務所社長の慌て振り、落胆振りを振り返った。
MCの小倉智昭から「(前田は)亡くなる直前に事務所に連絡していたんですって?」と聞かれると、前田は「直前ではなく、亡くなった日の午後1時に連絡した。亡くなったこと知らなくて。相当具合が悪いというのは聞いていたから」と、亡くなった直後に事務所に連絡していたことを明かした。前田は野際の所属事務所の社長と昔から親しかったことから思い切って電話してみたという。
「体調相当悪いと聞いたので、入院してるの?と聞くと『うーん、そんなようなもんで』と言葉を濁すんです」と明かし、「がんが転移したの?と聞くと『転移はないと思うけど、うーん』と」「病院はどこ?と聞いても『言えない』」とはぐらかされたという。
ただ最後に前田が「(テレビ朝日系ドラマの)やすらぎの郷はまだ途中ですよね?」と聞くと「あなたねえ、そんなこと言ってる場合じゃなくなったのよ!」と言って電話を一方的に切られてしまったのだという。
前田は「もう一度その言葉を反すうしてどういう意味だ?と。そこからあちこちに電話をしたけど、関係者は誰も電話に出てくれなかった。14日が過ぎ、15日になって夜亡くなったと聞いてえー!っということになっちゃった」と、亡くなった直後の事務所の慌て振り、落胆振りを明かしていた。