野際さん、泥棒に「お釣り頂戴」 後輩・下重暁子氏がNHK寮時代を振り返る
元NHKアナウンサーで作家の下重暁子氏が16日、TBS系「白熱ライブ ビビット」のインタビューで、NHK時代1年先輩だった野際陽子さんとの思い出を語った。
下重氏は、NHKアナウンサー時代に野際さんの1年後輩にあたり、1959年から1年間、名古屋の寮で隣同士の部屋だったという。「2人で毎晩のように飲んでいた。当時の寮は荒田寮といったのですが、2人は『荒田のオロチ』と呼ばれるぐらいお酒が強かった」と懐かしそうに振り返った。
それでも「仕事に影響したことは一度もありません。それは野際さんから学んだ。絶対仕事に影響させちゃいけないって」と野際さんの教えを明かした。
そんな野際さんの荒田寮時代の楽しいエピソードも紹介。「お給料前に泥棒が入ってね。野際さんもお金がなくて、泥棒に『お願いだから食べられなくなっちゃうからお釣り頂戴』って。泥棒にお釣りって言ったのは野際さんが初めてじゃないかしら」とコメント。
これを受け、元NHKの堀尾正明は「ぼくが聞いたのは、泥棒は息子にシャツを200円で買いたかったと。なら1000円渡すから800円お釣り頂戴って。お釣りはあとで郵便箱に入れてって(言った)。でもテレビで何度も呼びかけたけど(お釣りは)返って来なかったらしいです」と話し、スタジオにも思わず笑い声が上がっていた。