冬彦キャラも野際さんの助言が… ドラマ共演の東国原「クリエイターでもあられた」
元衆議院議員でタレントの東国原英夫が16日、フジテレビ系「バイキング」で、13日に肺腺がんで亡くなった野際陽子さんについて、野際さんの代表作の1つでもある「ずっとあなたが好きだった」で佐野史郎が演じた「冬彦さん」は、佐野だけではなく、野際さんもキャラ作りに関わっていたことを明かし「『クリエイター』でもあられた」と振り返った。
番組では冒頭から野際さんの訃報について特集。野際さんの人生などを振り返った。東国原は共演経験を聞かれると「冬彦さんシリーズでご一緒させていただいた」と、大ヒットドラマ「ずっとあなたが好きだった」の続編にあたる「誰にも言えない」で野際さんと共演した経験を明かした。
東国原は当時を振り返り「冬彦さんというキャラクターを作ったのは佐野さんと野際さんだった」とコメント。「もともと台本にはあんまりなかった。でもこっちの方がいいねって、それであのキャラクターが出来上がった」と、佐野演じる冬彦さんの異様なマザコンキャラは、野際の助言もあったとした。
東国原は「(女優だけではなく)クリエイターでもあられるんですね。びっくりしました」としみじみ。それを聞いた坂上は「佐野さんと芝居作り上げながら、こっちのほうこうがいいんじゃないかといって、あのお化け視聴率の番組になっていったのか」と、野際さんの才能に感嘆の声を上げていた。