氷室京介と音楽制作のプロデューサー 覚せい剤容疑で逮捕
警視庁組織犯罪対策5課は16日までに、覚せい剤取締法違反容疑(使用)で、音楽プロデューサー月光恵亮容疑者(65)=東京都渋谷区=を逮捕した。また、民泊のマンション宛てに覚醒剤を密輸したとして、月光容疑者と同居する女らを同法違反(営利目的輸入)の疑いで逮捕した。民泊を利用した違法薬物の輸入事件の摘発は同庁で初。
大手レコード会社によると、月光容疑者は歌手氷室京介と共同で音楽制作をするなどの活動をしていた。組対5課によると、営利目的輸入容疑で逮捕されたのは、横浜市磯子区の無職白井一祥容疑者(39)と無職畑中乙穂容疑者(26)の2人。
月光容疑者の逮捕容疑は5月中旬から同25日までの間、自宅で覚醒剤を使用した疑い。「パイプを使って吸ったのは間違いない」と認めている。白井容疑者は月光容疑者の音楽事務所で以前働いており、覚醒剤の密売人とみられる。