松田聖子の初代マネジャーが死去 サンミュージック元常務・我妻忠義さん、77歳
歌手・松田聖子の初代マネジャーで、元歌手で芸能事務所「サンミュージック」の元常務、現「アルデル・ジロー」の代表取締役・我妻忠義(わがつま・ただよし)氏が17日午前11時47分、間質性肺炎のため都内の病院で死去した。77歳。4月中旬に肺炎を発症し入院。一度は回復し退院したものの5月下旬に体調を崩し再入院。そのまま帰らぬ人となった。
通夜は6月20日午後6時より、葬儀・告別式は6月21日午前10時30分より、いずれも東京都狛江市元和泉1の13の18 泉龍寺別院で営まれる。喪主は長男・義章氏。施主は次男・重範氏。
我妻氏は北海道・新冠町出身。歌手として北島三郎、大月みやこらの公演に帯同するなどし活躍した。その後、サンミュージックに入社。歌手の野村将希、牧村三枝子らをスターに導き、松田聖子もデビュー当時から担当し大スターへと育て上げた。
その後1997年に独立し「アルデル・ジロー」を立ち上げ。歌手・川中美幸のマネジメントを手掛けていた。最近では歌手の井上由美子、工藤あやのら若手を育成するなど、亡くなる直前まで敏腕ぶりを発揮していた。