永野芽郁が次々作朝ドラヒロイン 「半分、青い。」 2366人の競争勝ち抜く
NHKが20日、来年2018年度前期に放送される連続テレビ小説(朝ドラ)の「半分、青い。」(18年4月2日スタート予定)のヒロイン・楡野鈴愛役が永野芽郁(17)に決まったと発表した。東京・渋谷区の同局放送センター内で行われた会見で喜びを語った。
2366人が参加したオーディションを勝ち抜いた永野は作品にちなんだ青色のワンピースで登場した。「昨日の夜、合格したと聞いて考えていたんですけど、まだ全然実感はなくて…。なんで今、ここでこんなに写真とっていただいてるんだろうみたいな気持ちもあったりしているんですけど。出てくる時に全体的に青い感じとか、マイクも半分、青いねなんて話をしながら、私本当にやるんだという、今になって実感が少しずつわいてきました。うれしいです」と笑顔を見せた。
永野はNHKの作品では16年の大河ドラマ「真田丸」に千役で、13年の「八重の桜」に山川常磐役で出演している。民放ではカンテレ・フジテレビ系の7月期ドラマ「僕たちがやりました」に出演する。
「半分、青い。」は北川悦吏子氏が脚本を手がけるオリジナル作品で、岐阜県と東京が舞台。NHKによると、「失敗を恐れないヒロインが、高度成長期の終りから現代までを七転び八起きで駆け抜け、やがて一大発明をなしとげるまで、およそ半世紀の物語を紡ぎだしていきます」としている。ヒロインは1971年生まれの鈴愛といい、岐阜県東濃地方出身。小学生の時に病気で片耳を失聴してしまう苦境を乗り越えつつ成長していく姿を描く。
「半分、青い。」は朝ドラとしては次々作。現在放送中の「ひよっこ」の次は、今年10月から葵わかながヒロインを務める「わろてんか」が予定されている。