ひふみん現役引退 藤井四段「対局大きな財産」 羽生三冠「空前絶後の大記録です」
現役最年長棋士だった加藤一二三九段(77)が20日の対局で敗れ、現役を引退したことを受け、羽生善治三冠、中原誠十六世名人、藤井聡太四段が日本将棋連盟を通じ、コメントを発表した。
羽生三冠「現役生活63年は空前絶後の大記録です。長年にわたり、お疲れ様でした」
中原十六世名人「加藤一二三さんとは多くのタイトル戦で戦いましたが、もっとも印象的なのは第40期名人戦です。七番勝負ならぬ十番勝負となって約4ヶ月かかる激闘で、いまとなっては懐かしさがあります。現役生活、長い間ご苦労様でした」
藤井四段「加藤先生、長い間お疲れさまでした。先生と対局しその迫力ある指し手を体感できたことは僕にとって大きな財産となると思っています。ありがとうございました。これからもさまざまな方面でご活躍されることを楽しみにしています」