藤井聡太四段の母・裕子さん、28連勝「お疲れさま」
デビュー以来連勝を続ける中学3年生の最年少棋士、藤井聡太四段(14)が21日、大阪市・関西将棋会館での王将戦一次予選で澤田真吾六段(25)と対局し、歴代1位タイの28連勝を果たした。
藤井四段の母・裕子さん(47)は「連勝というより目の前の一局を、といつも思っていましたが、それが28まで続いたことはとてもすごいことだと思います」と喜び、「お疲れさまでした」と息子をねぎらった。
藤井四段が5歳から10歳まで通った愛知県瀬戸市の将棋教室では、運営する文本力雄さん(62)が「デビューからこれだけ連勝を続ける人はもう出ないのではないか。大変な業績」とたたえたが「聡太にとってはこれも通過点の一つでしょう」とさらなる飛躍を期待。会員の小学5年正親直人君(11)も「勝つと信じていた。最年少でタイトルを獲得してほしい」とうれしそうだった。