ひふみん、藤井四段に「天才そうちゃん」の愛称贈る
現役引退が決まった将棋の加藤一二三九段が22日、フジテレビ系「めざましテレビ」に生出演し、21日の対局で最多連勝記録に並ぶ28連勝を飾った藤井聡太四段を「天才のそうちゃん」のニックネームを贈った。
番組に出演し、これまでの藤井フィーバーのVTRを見た加藤九段は、改めて藤井四段の将棋について「28連勝、全部研究したが、完璧です。欠点一つもなく、感動的な将棋を指す」と絶賛。強さの秘密についても「研究熱心。彼は秀才型の天才。勉強しての天才です。無敵。多分と10回は勝つでしょう」と、まだまだ連勝は続くと予想した。
また藤井四段が加藤九段について「引退は寂しい」「見習いたい」などとコメントしたことにも触れ「大変嬉しいコメント。14歳であんな立派なコメントを言えるのはやはり非凡」と称えた。
そんな加藤九段も中学生で棋士デビューを飾り“神武以来の天才”と称されたことから、番組では藤井さんを言い表すならばという質問を投げかけた。そして加藤九段がフリップに書いたのが「天才のそうちゃん」だった。
あまりにもストレートな表現に、三宅正治アナも「それはどういう…」と改めて真意を聞くと「私はひふみん。この前、羽生善治さんには『よっちゃん』と付けました。彼は藤井聡太さんですから『そうちゃん』。中学生でニックネーム、愛称ができるなんて史上初ですよ」とうなずいていた。