黒柳徹子、ペギー葉山さんに「学校の数少ない同級生が亡くなった気持ち」
「ドレミの歌」「南国土佐を後にして」などで知られ、今年の4月12日に肺炎のため死去した歌手・ペギー葉山さん(享年83)のお別れの会が22日、東京・帝国ホテルで開かれ、歌手の菅原洋一(83)、橋幸夫(74)、大月みやこ(71)、水前寺清子(71)、由紀さおり(68)ら800人が参列。故人をしのんだ。
長年にわたり親交があった歌手のジュディ・オング(67)は、歌もファッションも憧れの先輩だったといい、お別れの言葉で「ペギーさん、早すぎます。見上げる星が1つ、無くなってしまった。そんな思いです」とその死を惜しんだ。そして「ペギーさんの志を後輩が受け継いで、歌を上手に歌っていきたい」と誓い、遺影に向かってペギーさんの持ち歌「ケ・セラ・セラ」を歌唱し追悼した。
また、ペギーさんの亡き夫で俳優・根上淳さんの父から歌を教えられ、また同じ1933年生まれという縁もあり、長く親交のあった黒柳徹子(83)は、映像でお別れの言葉を寄せた。
芸能界に入ったばかりの時「大人ばかりの中で1人だけ学生みたいな人がペギーさんだった」と、それ以来の親交があった。そんな大切な友人の死。「学校の数少ない同級生が亡くなった気持ち。いつかまた会って、その時お話したいね。長い間、友だちでいてくれてありがとうございました」と語っていた。
また由紀さおりは、「ペギーさんから『のどを冷やしちゃダメ』と教えていただいた。ペギーさんはいつもタートルネックの服か、スカーフを巻いていた」とのエピソードを明かした。歌もファッションも憧れの存在だっただけに「背中を見て追いかけて歌ってきたけど、突然姿が見えなくなって。どうしたらいいのでしょうか。もう少し甘えたかった気持ちです」とさみしそうに語っていた。