麻央さん死去 櫻井翔も涙止まらず「悔しい」…「ZERO」で共演
嵐の櫻井翔(35)が23日、都内で取材に応じ、がんと戦いながら22日夜に死去したフリーアナウンサーの小林麻央さん(享年34)を涙で追悼した。
櫻井は日本テレビ系ニュース「NEWS ZERO」の月曜レギュラー。小林さんは2006年から10年まで年まで同番組にサブキャスターとして出演しており、約3年半共演した。黒のスーツに身を包んだ櫻井は、悲しみのあまり、うつむいたままで「心からお悔やみ申し上げます。ただただ残念です」とようやく声を発した。
櫻井は小林さんとの番組を振り返り「小林麻央さんとは『NEWS ZERO』の初回から3年半、ご一緒させていただきました。『NEWS ZERO』は温かい番組で“ゼロファミリー”なんて呼んでいたんですよ」と話すと、突然顔をゆがめ大粒の涙をボロボロとこぼした。
数十秒の間を置き、心を落ち着かせ「ファミリーです。家族を失ったような、すごく悲しい気持ちでいっぱいです」と涙をぬぐい、気丈に言葉を続けた。
櫻井や同番組の村尾信尚キャスター(61)は小林さんに手書きのメッセージを贈り、病魔との戦いを激励し、一刻も早い回復を祈っていたという。それだけに櫻井は小林さんと再会する“夢”が消えてしまい「少しでもよくなってほしいと願っていたんですが…悔しいです」と早すぎる小林さんの死を心の底から悔やんでいた。
村尾キャスターも「天の非情を感じます。市川海老蔵さんはじめ、ご家族のことを思うと言葉がありません。麻央さん、よく頑張りましたね。若い世代で日本を変えようと、一緒にニュースを伝えたこと、私は誇りに思います」とコメントを寄せた。