小林麻央さん死去 姉・麻耶は今…心身ともに支え合った“一卵性姉妹”

ポーラ新CMで姉妹共演する小林麻耶(左)と麻央さん=2011年3月
ポーラ新CMで姉妹共演する小林麻耶(左)と麻央さん=2011年3月撮影
姉妹2ショットを披露した小林麻耶(左)と小林麻央さん=2014年10月撮影
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 乳がんを公表し、闘病中だったフリーアナウンサーの小林麻央さんが22日夜、亡くなった。34歳の若さだった。姉でフリーアナウンサーの小林麻耶(37)は最愛の妹の闘病生活を支え、公の場に現れた際には妹の様子を明かしてきた。“一卵性姉妹”と言われたほど仲が良かった2人。23日午後9時現在、麻耶は沈黙を守っている。

 麻耶は昨年5月、レギュラーを務めるフジテレビ系「バイキング」生出演中に倒れ、救急搬送され、11カ月の長期休養生活を送った。当時、麻央さんはがんを隠して闘病を続けており、心身ともに支えてきた麻耶は精神的にギリギリだったと思われる。

 休養中は心身ともに自身の回復を図りながら、献身的に麻央さんを支えた。昨年9月末にQOL(生活の質)向上のための手術として左胸のがん摘出手術を受けた際には、手術直前までおちゃめなしぐさで妹を笑わせた。闘病の影響で足の浮腫(むく)みがひどいため、足のマッサージは欠かせず、骨への転移で眠れないほどの痛みに襲われる麻央さんの背中を一晩中さすってあげたこともあった。

 今年5月28日、著書「まや道~向かい風でも笑顔の理由~」の発売記念イベントを行った際には、前日27日に麻央さんがブログで顎(あご)への転移を明かしていたこともあり、麻央さんの体調を問われると「妹の体調は…」と言ったまま5秒ほど目をつむり、唇をかみしめ沈黙。病状が良くないことをうかがわせた。

 その後は気を取り直し、笑顔で「すごく頑張ってます」と言い、「何度も危機的状況になったけど乗り越えた」などと語った。

 今月7日、献血啓発イベントにゲスト出演した際には「妹は4月に輸血を受けて、命をつないでもらったんです。あの輸血がなければ、妹は今どうなっているかも分かりません」と目を潤ませた。最愛の妹を失った麻耶の悲しみはいかばかりか。ネット上では麻耶を心配する声も多く寄せられている。

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