アミューズ社長、株主総会で小出問題を謝罪…役員全員で頭下げる
大手芸能事務所・アミューズの株主総会が25日、都内で行われ、代表取締役社長の畠中達郎氏が、同社に所属する俳優・小出恵介(33)が17歳の少女と飲酒し淫行に及んだ不祥事について謝罪した。
畠中社長は総会冒頭で、小出の問題に関して「当人の社会人としてあるまじき軽率な行動に起因していることはもちろんですが、所属事務所としてもその責任を痛感しております」と事務所としての反省も述べた。
続けて「当人に替わり、また所属事務所として株主の皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、この場をお借りして、役員一同心よりお詫び申し上げます」と謝罪。その後、役員全員がそろって株主に対して深々と頭を下げた。
株主からも小出に関しての質問が飛んだ。これには、社内に畠中社長を責任者とした委員会を立ち上げたことを明かし「再発防止はもちろんのこと、今一度マネジメントの根本を見直すことも含めて検討しております」と答えた。
小出に対しては「33歳の成人であり、どのような仕事をなりわいにしているかを考えれば起こりえない話でした」と厳しく指摘した。
今後については「彼が社会人として犯してしまった罪をきちんと償わせるところまで向き合っていくことが、マネジメント会社の仕事ではないかと思っています」と解雇などの処置は取らないことを明言した。一方で「契約継続に関しては、今は推移を見守り、しかるべき時にしかるべき判断をさせていただきます」と含みを持たせた。
この日の総会には2121人が出席。その後のイベントには阪本奨悟、flumpoolが登場し、パフォーマンスを披露した。