海老蔵 麻央さん「御霊遷しの儀」で送り出す 麗禾ちゃん勸玄くん参列

 亡くなった妻でフリーアナウンサーの小林麻央さん
 歌舞伎俳優・市川海老蔵
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 歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)が25日、自身のブログを更新し、22日に亡くなった妻でフリーアナウンサー・小林麻央さん(享年34)の神式の葬祭の儀式「御霊遷(みたまうつ)しの儀」を行ったことを明らかにした。海老蔵はこの日、都内で自主公演「ABKAI2017~石川五右衛門 外伝~」の千秋楽を迎えており、終演後すぐに儀式を執り行ったとみられる。

 海老蔵はこの日の夕方、「みたまうつしの儀をおえ」というタイトルでブログを更新。「娘も倅(せがれ)もみたまうつしの儀に参列しました」と、長女・麗禾ちゃん(5)と長男・勸玄くん(4)も参列し、儀式が執り行われたことを報告した。

 「御霊遷(みたまうつ)しの儀」は神道での通夜に当たる「通夜祭」の中で執り行われ、「御霊代(みたましろ)」(故人の名前などが書かれた白木の霊璽=れいじ。仏式の位はいにあたる)に魂を移す儀式。今後は葬儀に当たる「葬場祭」が営まれる。

 千秋楽の舞台では、24日に引き続き出演した麗禾ちゃんを抱きかかえ、笑顔も見せた。6度のカーテンコールで割れんばかりの拍手を受け、共演の中山優馬(23)にダンスを促す一幕も。同じく共演の山田純大(44)には「千秋楽なんだから、何か面白いことを言って」とアドリブでむちゃぶりするなど、悲しみをこらえ、舞台上では普段と変わらぬ姿を観客に見せた。

 ただ、やはり最愛の妻を失った悲しみは大きく、早朝のブログでは、「こんなにも台本が頭に入らないのは初めて」と仕事に集中し切れない心境を告白。「振り返ると 思い出すと やはり 耐えられないかなしさが…」とふとした瞬間に麻央さんへの思いがあふれることを明かした。また、多くの人からのお悔やみの声に「改めてすごい妻を天から授かったのだと、思うばかり」と麻央さんの偉大さを実感しているよう。

 麻央さんも応援していた公演をやり遂げた海老蔵は、最愛の妻を送り出す第一歩を踏み出した。

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