藤井聡太四段、29連勝 14歳で公式戦の新記録樹立
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将棋の藤井聡太四段(14)が26日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた竜王戦決勝トーナメントで増田康宏四段(19)との十代対決に勝利し、公式戦の新記録となる29連勝を成し遂げた。
午前10時に始まった対局は午後9時半ごろに投了となる熱戦となり、途中で昼食と夕食の2度の食事休憩時間がとられた。午前の対局開始時には将棋会館に40社100人の報道陣が集まり、その数は夜になってさらに増えた。
藤井の快進撃により、将棋ファンの枠を越えた社会現象にもなった注目の一戦。将棋会館には一般のファンも数多く駆けつけた。
また、好評の「藤井聡太クリアファイル」(税込み324円)は3度目の入荷となったこの日、会館1階の売店に1000枚が用意され、1人限定5枚で発売されて完売した。
藤井は21日に、昨年12月のプロデビュー戦からの公式戦連勝を28に伸ばし、1987年に神谷広志八段が樹立した最多連勝記録に30年ぶりに並んでいた。