NMB須藤、本拠地でこわごわ謝罪「卒業まで全力貢献」…ファン拍手「がんばれ」
交際男性との結婚意思と、グループからの卒業を発表したNMB48の須藤凜々花(20)が27日、大阪・NMB48劇場で行われた公演に出演し、騒動を謝罪した。17日の「第9回AKB48選抜総選挙」で突然の結婚発表を行って以降、ステージでファンに直接メッセージを発したのは初めて。おびえたような表情もみせた須藤は、しんと静まりかえった客席に向け「ご迷惑とお騒がせをさせてしまい、本当に申し訳ありません」と詫び、卒業までの全力投球を約束。場内からは拍手と「りりぽん!」「がんばれ!」の声援が飛んだ。
騒動後、初の本拠地劇場での出演で、ファンの反応にも注目が集まった。
公演序盤の出演メンバー挨拶で16人中15番目でスタンバイ。須藤は他メンバーの賑やかなトークに対するリアクションも薄く、順番が近づくにつれこわばった表情もみせた。
「はい、須藤凜々花です!」。須藤の挨拶が始まると、それまで盛り上がっていた場内は一気に静まりかえった。須藤は通常行う「エンジェルビーム!」の持ちネタは行わず、硬い表情のまま「このたびはメンバー、スタッフの皆さん、なによりファンの皆さん、ご迷惑とお騒がせをさせてしまい、本当に申し訳ありません」と謝罪。続けて「時期はまだ決まっていないのですが、卒業までにNMBに全力で貢献していきたいと思いますので、皆さんよろしくお願いします」と語った。
少し間を置いて、客席から拍手が起こり始め「りりぽん!」「がんばれ!」の声援が飛ぶと、須藤はようやく笑みをみせ、2度、深々と頭を下げた。
須藤は卒業時期を未定としているが、この日の公演内では、8月2日にNMB48の3枚目アルバム発売と、そのリード曲の選抜メンバーに須藤が入ることも発表された。
この日の公演は、NMB48の13年初演「ここにだって天使はいる」の復刻公演として行われた。