小池氏「知事に専念」 50人中49人当選で都議選圧勝!「支持派」79議席
2日投開票された東京都議選(定数127)は、小池百合子知事率いる「都民ファーストの会」の49人が当選し、第1党になった。都民ファーストは推薦していた無所属候補のうち当選した6人を追加公認し、55議席に。自民党は過去最低の23議席だった。小池氏は一夜明けた3日、会見で「知事に専念する」として、同日付で会の代表を退くことを表明。都民ファーストの会の特別顧問に就いた。
小池知事は3日、「都民の期待を受け、第1党に上り詰めることができた。議会を引っ張っていけるよう、第1党の役目をしっかり果たす」と会見で述べた。一方で「知事に専念する」として、同日付で会の代表を退き、特別顧問に就任した。代表は野田数幹事長が務める。
小池氏は代表を退く理由を「(首長と議員が住民から選挙で選ばれ、チェックし合う)二元代表制への懸念があることを想定した」と説明。都民ファーストの国政進出は「今はそういう状況にない」と否定し、国との関係については「2020年東京五輪・パラリンピックの成功など、都民の利益を第一に必要な連携を保っていきたい」と話した。
一方、自民党は3日、小池氏、若狭勝衆院議員(東京10区)らの離党を同日付で了承した。小池氏は6月1日、都民ファーストの代表に就任する際に離党届を提出。若狭氏も5月31日、都議選で都民ファーストを支援することを理由に離党を届けていた。
安倍晋三首相は東京都議選での歴史的惨敗について3日、「大変厳しい叱咤(しった)と深刻に受け止め、深く反省しなければならない」と述べた。惨敗の原因を「安倍政権に緩みがあるとの厳しい批判があったのだろう。真摯(しんし)に受け止めなければならない」とし、「政権奪還した時の初心に立ち返り、全力を傾ける決意だ」と政策の遂行で政権を立て直す考えを強調した。
なお、失言で党への逆風を招いた稲田朋美防衛相は都議選を「大変厳しい結果。結果を厳粛に受け止めたい」と話したが、閣僚辞任は否定した。
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