テレ朝専務 日曜朝の特撮枠移動に理解求める「きちんと告知を」
テレビ朝日が4日、定例の社長会見を東京・港区内の同局で行った。少年隊の東山紀之(50)がキャスターに初挑戦する10月期の新番組「サンデーLIVE(仮)」(日曜、前5・50~8・30)の開始にともない、長年、日曜日の朝に放送されていた「スーパー戦隊シリーズ」(前7時30分)、「仮面ライダーシリーズ」(前8時)などが枠移動することについて、亀山慶二専務が質問に答えた。
テレビ朝日で日曜朝に放送中の番組は以下のように10月期から放送時間が変わる予定になっている。
・スーパー戦隊シリーズ 日曜午前7時30分→日曜午前9時30分
・仮面ライダーシリーズ 日曜午前8時→日曜午前9時
・題名のない音楽会 日曜午前9時→土曜午前10時(各番組とも放送時間は地域により異なる)
仮面ライダーシリーズなどの特撮ものは、子供だけでなくママ・パパ世代のファンも多い。特撮番組を見てから外出するなどの生活パターンができている家庭もあり、ネット上では、日曜朝の特撮枠の放送時間が1~2時間遅くなることに対し、戸惑いの声も上がっている。
こうした反応に亀山専務は「番組がなくなるわけではございませんので、移行する枠をきちんと告知するとか、ご理解いただけるように対応して10月改編を迎えたいと思っております」と理解を求めると同時に、告知に気を配る意向を示した。
東山による新番組スタートの経緯についても「日曜日につきましては、東山さんでの『サンデーLIVE』を是非とも編成して、日曜日の改革に乗り出したいということで作業を進めました。その前提の中でアニメ、『題名のない音楽会』と長い期間やっていただいている番組がございましたが、幸いにも各番組の関係者のご理解を頂けました」と語った。