2017.07.06

西郷輝彦「命ある限り歌い続ける」　北原じゅんさんお別れの会で誓う

北原じゅんさんとの思い出を語る（左から）瀬川瑛子、水前寺清子、西郷輝彦＝東京プリンスホテル

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　「兄弟仁義」、「命くれない」など多くのヒット曲を世に輩出した作曲家で、５月６日に転移性肝がんで死去した北原じゅん（本名・菊地正巳＝きくちまさみ＝享年８７）さんの「お別れの会」が５日、都内のホテルで営まれた。歌手の北島三郎（８０）、西郷輝彦（７０）、水前寺清子（７１）、瀬川瑛子（６８）ら歌手、音楽関係者１５０人が参列した。

　北原さん作曲のデビュー曲「君だけを」を歌った西郷は、弔辞を読み「ロカビリーを歌っていた私を数カ月で歌謡曲に仕上げてくださった。ご恩返しがあるとすれば、私の命がある限り歌い続けること」と天国の恩人に誓った。また「兄弟仁義」を歌った北島は「『兄弟－』は映画も９本撮った。恩返しできたと思う」と悼んでいた。