昨年１０月にコンサートの出演中止を発表して以来、体調不良もあって、国内では報道陣の前に姿を見せていなかった女優でモデルのすみれ（２６）が５日、都内で行われたサンドイッチチェーン「サブウェイ」の新商品発表会に出席した。日本では休業状態だったが、米国ではマーベルの新作ドラマ「インヒューマンズ」に出演するなど精力的に活動しているといい、「バリバリ元気です」と笑顔を振りまいた。

　夏らしい黄色い衣装で、すみれが元気いっぱいをアピールした。「元気ですよ。バリバリ元気です。アクションもしてましたよ」。昨年９月２９日に札幌市で航空会社のセレモニーに出席して以来、約９カ月ぶりのイベントだったが、不安は感じさせなかった。

　関係者は、日米での活動の両立による過労が休養の一番の理由といい、はっきりとした診断が出る病気ではなかったと説明。また、日本で目立った活動がなかったのも、米国での仕事を優先するため、仕事が入れにくかったという事情もあったという。休養期間はハワイで静養し、回復後は米国での活動に注力した。

　この日はタンドリーチキンをベースにしたサンドイッチを実際に作り、味に「星３つです！」と、以前出演していた料理番組「チューボーですよ！」の名ぜりふで太鼓判を押した。ここまで、父の石田純一（６３）、母の松原千明（５９）らがすみれは元気だと発言してきたが、この日のイベント出演は報告していなかったといい、「久しぶりにやって楽しかったよ、と言っておきます」と照れくさそうにしていた。

　すみれのハリウッドデビュー作は「アメイジング・ジャーニー　神の小屋より」の邦題で９月９日から日本で公開。「インヒューマンズ」もまずは米国で今秋から放送される。今後も日米での活動両立を目指すが、「海に行ったり、お祭りとか花火大会に行ったり」と夏の思い出作りも希望していた。