NHK会長、小出恵介事務所とは「協議中」 主演ドラマお蔵入りによる補償
NHKが6日、東京・渋谷の同局内で定例の会長会見を行った。俳優の小出恵介が未成年の少女に対して飲酒・淫行の不祥事を起こし、主演作が“お蔵入り”になってしまったことについて、上田良一会長は小出の所属事務所と「協議中と理解しています」と現状を語った。
6月の会見でも、NHK制作の番組は視聴者から集めた受信料が投じられていることを重く見ていた。上田氏はこの点に「番組が受信料でつくられていることはご質問の中にもありました。重く受け止めています」と改めて触れ、「担当者が所属事務所ときちんと協議している、また今後も協議していくと思っております」とした。
NHKは、小出の所属事務所が小出を無期限の活動停止としたことを受け、6月10日に初回放送が予定されていた主演ドラマ「神様からひと言~なにわお客様相談室物語~」の放送中止を決めた。