こぶしファクトリー・藤井“前倒し”契約解除「ルール違反」でハロコン出演消失
ハロー!プロジェクトに所属する女性8人組アイドルグループ・こぶしファクトリーの藤井梨央(18)が所属事務所から契約を解除されていたことが6日、分かった。所属事務所がホームページで発表した。
藤井は5月12日に、今夏のハロー!プロジェクトのコンサートツアー終了をもってグループを卒業し、芸能界を引退すると発表していたが、異例の前倒しとなった。
所属事務所は「ルールに反する事案が発覚」し、改善すると交わした約束も果たされなかったため「責任あるマネージメントを継続することが困難と判断」。本人や親権者と協議し、契約を途中解約したという。「今回の決定について、また、本人を改善に導けなかったことは、とても残念でなりません」とコメントしている。
「ルール違反」の内容について詳細は明かされていないが、関係者によると、卒業発表と前後した時期に仕事に対するモチベーションが著しく下がるなどしていたという。
ハロプロの夏のコンサートは15日に大阪・オリックス劇場でスタートする。初日まで10日を切った直前のタイミングで、事務所サイドは苦渋の決断を下した。
藤井は2015年1月2日、結成メンバーとしてグループに参加。グループの活動と並行して受験勉強を行い、今年の春には大学に合格していた。卒業理由については「教師、保育士になりたい、という夢もあきらめることができませんでした」としていた。
6月14日には新曲「シャララ!やれるはずさ/エエジャナイカ ニンジャナイカ」を発売したばかり。7月17日には映画「JKニンジャガールズ」の公開も控えている。5月には「卒業まで全力で活動し、努力していきます」とコメントしていたが、ファンに別れのあいさつさえすることなく芸能界を去った。