おばたのお兄さん似芸人が優勝、号泣 霜降り明星…小栗旬に間違えられることも
若手お笑い芸人の登竜門「第38回ABCお笑いグランプリ」の決勝戦が9日、大阪市内で行われ、結成4年の霜降り明星が優勝した。
粗品(24)は審査員のハイヒール・リンゴ(55)から、浮気騒動を起こした小栗旬似芸人のおばたのお兄さん(29)に似ていることを指摘され「減点!」とイジられる一幕も。
終了後の優勝会見で粗品は、おばたのお兄さんがスキャンダルを起こして以降、「よく街で『握手してください』『おばたのお兄さんですよね』と、何回も間違えられますね」と明かした。
「厳密に言いますと、僕のほうが吉本興業の2年先輩なので、僕が、おばたのお兄さんのお兄さんなんですが」と苦笑。これまで自身も「小栗旬さんに間違えられたことはある」と主張するも、ネタでは「全くやったことがなく、完全に向こう(おばた)が先ですが、はっきり言ってパクろうと思います。彼のスキャンダルは、ちょっと僕にはチャンスです」と笑わせた。
なお、おばたはフジテレビ・山崎夕貴アナと交際中だが、粗品は女性アナとの交際は「まだです」と頭をかいていた。
しゃべくり漫才でレースを制した2人は「やっとコンビでおもしろいと評価されました」と泣き出し、テレビの生放送中は優勝インタビューが成立せず。終了後の会見が始まっても「コンビを組んでよかった」と号泣が続いた。
2013年にピン芸人として一定実績があった粗品が、高校時代に漫才大会で知り合い、才能を認めていたせいや(24)を強く誘ってコンビ結成。しかし、素人でスタートしたせいやが「解散しろ」「粗品の邪魔をしている」と非難されたこともあったといい、2人は「やっと2コンビで評価された」「2人で賞をとれて『組んでよかった』とやっと言えます」と喜びを語っていた。